宮崎県都城市が2022年度のふるさと納税額で全国1位となったことが総務省の発表でわかりました。
都城市ふるさと納税全国1位
都城市のふるさと納税額は195億9300万円で、前年度から49億円増加しました。
2008年にふるさと納税が始まった頃には数百万円ほどでした。
2011年334万円
2012年256万円
2013年964万円このときのランキングは全国266位!
しかし!
次の年度
✔︎ 2014年に5億円!なんと50倍に跳ね上がりました。ランキングも9位!
その後も1位〜6位と1桁代が続いています。
なぜ2014年から大幅に増えたのか!??
一点突破
これは、これまでのお役所的な考えを見直した事による効果です。
それまでの返礼品・・
地鶏・お茶などのさまざまな地元の品を詰め合わせた返礼品
市が思いっきって返礼品に打ち出したのが
宮崎牛と霧島などの地元の焼酎だけで勝負する!
関東など、プレミア価格で取引されていた売上日本一の霧島焼酎
⬆︎霧島酒造にある黒霧島の巨大オブジェ
他の業者から反発!
「平等じゃないじゃないか!」
結果が出るまでは理解してもらえなかった!
行政が腹をくくった結果。。
一点突破が的中!
都城市は、宮崎牛と焼酎の町として全国から認知度が上がりました。
この後から取扱いを再開した他の品の申込みにもつがるという好循環が生まれました。
集まった多くの寄付は何につかわれているの?
- 今年度から人口10万人以上の自治体では初めてとなる保育料の無償化
- 子供の医療費の完全無料化
こうした子育て支援の財源として使われています。
- 移住者への給付金にも活用されています
まとめ
思い切った戦略が見事的中!
この戦略考えた人すごいわ!
ふるさと納税が街にとってどのような効果をもたらすのか見つめ直すことも良いと思われます。
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