宮崎に降り続いた雨で7月4日に、私の住んでいる地域に『警戒レベル4』全員避難の勧告がでました。そのとき取った私の行動を体験記でお話しします。
警戒レベル4
警戒レベル4【全員避難】
身の安全のため、早めの避難をうながす時に発令されます。
必要に応じて早めの避難をしなさいという事(拘束力はありません)
拘束力が無いとは言え、そこは自己判断。
小心者の私は、避難することを選びました。
人間、ぎりぎりまで動かない
気象庁から危険を伴う災害と発表されていましたが、まだ大丈夫だろう! うちの地域は大丈夫だろう!と、勝手に思い込み、それまで、避難準備など何もしていませんでした。
警戒レベル4の避難勧告発令がでた!
夕食を終えて、夜9時半頃、ついに警戒レベル4の避難勧告が出ました。
私の地域では、大淀川から流れる、近くの川が氾濫する恐れがあると言うことでした。
携帯の防災メール。
家の周りを『避難してくださいのアナウンスが。。』
ここに来て、急に焦りだした私。
これはやばい。どうしよう。どうしよう。
避難しなくては!
ここまで来て、やっと焦りが出てきた私。やっとですよ。
そう決めた私は、持っていく物をリックに詰め始めました。
えーと? えーと?
避難所には何を持っていったら良いの???
水や、電池などの防災グッズはまとめてあったものの、貯蔵用防災備品を持っていくべきなのか?
ここは、判断にすごく迷うところです。重たい水を何リットルも抱えて持っていくべきなのか???
私が持っていたもの(自己判断)
私が持っていったものをご紹介します。自己判断なので正解ではありません。
- モバイルバッテリー
- スマートフォン
- タブレット
- ランタン
- めがね
- 薬
- 財布
- 印鑑
- 通帳
- 充電器
- 腕時計
- 歯磨き粉
- 歯ブラシ
- タオル
- 下着
- 飴
- くつ
- 傘
- カギ
- 買い置きのパン
一番役に立ったもの
スマホ、タブレット、モバイルバッテリーでした。
外に出て、一番不安なのは、情報が遮断されると言うことです。
今の時代は、ネットから情報を拾うことが出来ます。
今、どういう状況なのか? 雨はどのくらい降るのか? など、どこにいても情報を得られます。
しかし、一番大事なときに、バッテリー切れを起こしたら何の意味もありません。
スマホはただの板です。
情報端末とそれを動かす電力(バッテリーや電池)。これがすごく重要でした。
まとめ
今回のように来るかも?起きるかも?とわかっていた災害のための避難と、予期せぬ、いきなり来た時の災害避難とがあることがわかりました。
警戒レベル4以前に、警戒レベル3くらいの時点で、事前に準備はしておくべきと思いました。
情報端末(スマホ、携帯ラジオ)とモバイルバッテリー。特にモバイルバッテリーは常に充電してあること。が大事です。
予期せぬ災害に備えて、複数個のモバイルバッテリーか、電池式のモバイルバッテリーと乾電池。これを常に常備してください。
まわりに、人がいればまだいいですが、一人、孤独な避難の場合は、情報が得られないことは恐怖でしかありません。
私の実際の体験が、少しでもお役に立てば幸いです。
追伸: さすがに家に戻っても、しんどかったです。 通常とは違うことが起こると、かなりの疲労を感じました。