南海トラフ巨大地震が大きく取り上げられていますが、宮崎県では震源が沿岸に近い日向灘での地震による津波の想定について、民間企業に委託して分析を行いました。
宮崎県の防災会議の地震専門部会でリスクが高まる日向灘地震について報告されました。
日向灘沖地震による津波の想定
津波到達時刻(想定)
日向灘北部と南部を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生した場合の被害調査の結果によると。。
地震に宮崎県内の沿岸部には、津波が最短で12分で到達する可能性があることが最新の分析で分かりました。
これは、南海トラフ巨大地震の津波想定時刻より、それぞれの地域で4分ほど早く津波が来る想定です。
場所によっては計算上、南海トラフ巨大地震の想定より3分〜4分早く到達する可能性があり、こうした地域では、より速やかな避難が求められます。
日向灘地震最大震度(想定)
地図上沿岸部の黄色い部分は震度6強
海から離れた地域でも震度6弱となっています。(黄緑色)
津波の高さ(想定)
宮崎市で最大6mの高さに想定されています。
※津波からの避難については、特に注意が必要です。
人的被害(想定)
大変な人的被害の想定ですが、今後、減災対策を講じれば、この数字は小さくなります。
宮崎県では、こうした結果を踏まえて今後、さらなる防災対策を検討する方針です。
出典:mrtニュースNext
まとめ
南海トラフ巨大地震が大きく取り上げられていますが、日向灘地震も視野にいれなくてはなりません。
お住まいの地域や仕事場から一番高い地点を頭に入れて、生活を見直す必要があります。
同時にいつ来るかわからない地震への備えも必要です。