生物圏保存地域「エコパーク」
こんにちはゆり菜です。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は14日、自然と人の共生を図る生物圏保存地域「エコパーク」に、大分、宮崎両県にまたがる山岳地帯「祖母・傾(かたむき)・大崩(おおくえ)」を登録しました。
『エコパークの登録が決定した祖母・傾地域』
パリで開かれた国際会合で決定した。「祖母・傾・大崩」は2県6市町の計24万3672ヘクタールが対象。大分県は佐伯、豊後大野、竹田各市、宮崎県は延岡市、高千穂、日之影両町が含まれています。
対象エリア
急峻(きゅうしゅん)な山岳と美しい渓谷が広がる。標高に応じて照葉樹林から夏緑樹林まで幅広い植生があり、日本列島の各地に分布する森林生態系が凝縮されています。
特別天然記念物のニホンカモシカなど希少な生物がすみ、動植物の多様性に富んでいます。
自然環境を生かした農林業が基幹産業で、特に乾シイタケの栽培や木材生産が盛んです。
地域には自然への畏敬の念や神楽など民俗芸能が継承されています。
登録による地元への効果として
国内外への情報発信力の強化▽世界基準の認定によるブランド価値向上
環境教育や研究拠点としての活用―などが見込まれています。
今後は10年ごとに環境が守られているかなどの審査があるそうです。
エコパーク認定 宮崎県綾町
宮崎県綾町は、総面積9521ヘクタールのうち約8割が森林です。2015年国勢調査の人口は7349人。環境保全との両立を図る有機農業や農産加工、観光などの産業で雇用を創出。移住定住にも力を入れ、1970年代半ばとほぼ同じ人口水準を保っている。2015年の農業生産額(推計)は40億3千万円。
『出典:大分合同新聞』
『出典:ホウドウキョク』
まとめ
エコパーク認定おめでとうございます!自然豊かな宮崎と大分がともに共生していくと良いですね。
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